SEランナーの日常

2時間35分切りをめざして

大会新記録で100万円⁈ ~大田原マラソン2018サブスリーを目指して~

栃木県大田原市で行われた第31回大田原マラソンに出場してきました。

キャッチコピーは「制限時間4H、自己への挑戦状!」なんと気合の入った大会でしょう...

フルマラソンの部と10㎞の部がありましたが、私は今回サブスリーを目指してフルマラソンに挑戦してきました。結果は2時間51分22秒で何とか達成。

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 大田原マラソン概要

この大会は大田原市にある三原公園陸上競技場を発着とし前半が下り基調、後半が上り基調と平坦の少ないコースです。ペースメーカーが3時間設定?あたりにいました。

自然豊かな街並みを一望できる素敵なコースでした。が、レースでは後半の上り基調のコースに強い風が重なり、景色を見ている余裕などなく。凄くタフなコースだと思いました。

第31回大田原マラソン大会【公式】

 

こちらがコース案内図とコース高低図になります。

 

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ラソンの部で優勝すると

プログラムを見ると、

ラソンの部上位入賞者で基準タイムを(男子:2時間25分以内、女子:2時間45分以内)クリアした者の中から若干名をパリマラソン大会へ派遣する。(但し、日本国籍を有する者)と記載があります。

2018年の男子選手では、優勝者と2位の選手が2時間28分台でパリマラソンへの参加資格が与えられていましたので、その限りではないのかもしれません。(すみません男子の部しか正確に把握が出来ておりません)

2時間30分を切れる力のある選手はチャレンジする価値がありますね!!太っ腹大田原マラソン!!

男子は今井、女子は吉冨が優勝 大田原マラソン|スポーツ|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン)

 

それともう1つ気になったのがタイトルにも記載したこちら。

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大会新記録で優勝した選手に100万円?!

なんという...気になって調べてみたところ記録ごとに賞金が違うようですね。

大田原マラソンの大会記録は2時間14分53秒でしたので、その記録で100万円?!と思っていた私は甘ちゃんでした。笑 

 

男子更新記録
100 万円 :2 時間 09 分 59 秒以内 
50 万円 :2時間 10 分 00 秒~2 時間 14 分 59 秒
30 万円 :2 時間 15 分 00 秒~2 時間 19 分 59 秒
10 万円 :2 時間 20 分 00 秒以上 

女子更新記録

100 万円:2 時間 24 分 59 秒以内

50 万円: 2 時間 25 分 00 秒~2 時間 34 分 59秒

30 万円 : 2 時間 35 分 00 秒~2 時間 44 分 59 秒

10 万円 :2 時間 45 分 00 秒以上

MCC参加大会で賞金をもらうには上記の大会記録を更新かつ、優勝をしないといけないみたいですね。敷居が高くなってきた....

 

様々な大会で同様の取り組みが行われているようです。

詳しくはこちらをご覧ください。

MCC - Marathon Challenge Cup

市民ランナーには刺激的な情報がたくさんありますね!

 

 レースまでの取り組み

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目標としていたサブスリーを達成するために、私に必要なことは3つありました。

 

1.隙間時間に走りの感覚を掴む

私の場合、動きの感覚さえ掴めればサブスリーは可能だと確信していましたので、朝の30分間のジョギングで良い感覚を掴む事を意識していました。それで練習はおしまいです。 

私の中の良い感覚を言葉で表現すると、全身で体を前に押し出す感覚です。決してどこか一部に負荷のかかるような動かし方はしないようにします。足音を極力させないように丁寧に着地をし、地面を押し出すような感じ。

試合の5日前の朝、その感覚で27㎞を走り仕上げました。

11月の総トレーニング時間は6時間ほどでしょうか。

 

2.体幹レーニングは毎日欠かさない

就寝前の臀部と胸筋のトレーニング、2分で終わる腹筋のスペシャルセット。(1日計5分くらい)毎日行っています。

目的はマラソンのためではなく、きれいな体を作るためだったんですけどね。笑

 

長距離走はただ走るだけでなく、一歩一歩を効率的にする作業がとても大切になってきます。いかに楽にストライドを伸ばすかや、自らの身体の必要な部分を機能させられるかが鍵になってきます。

私はこの体幹レーニングが、マラソン、仕事、他のどのスポーツをするにしても自分に合っている。と感じているため毎日行っています。

 

3.直前の食事

単純にガス欠(エネルギーが枯渇した低血糖状態)にならないために試合2日前からたくさん食べました。マラソンを走るための練習をしていませんからね。笑

低GIの物から口にして、徐々に血糖を上げていくことだけは意識していました。

 

 今回大会の感想と得たこと

今回の大会でサブスリーを達成するには、動きのみで何とかなるのだとわかりました。一番の収穫です。練習に長い時間をさきたくないので。。。

私にとってのマラソンを走るメリットは体と脳にキレが出ること。他の事を効率的に取り組む手段として走っています。しかし賞品が魅力的だと欲が出て、つい身を削って練習時間を増やしてしまいそうです。

 

大田原マラソンはとても走りがいのあるマラソンでした。何より賞品がよい。笑

参加賞でもパン、トマトジュース、フルーツグラノーラ(1食分くらい)、地元の大学生がデザインした記念Tシャツ、与一くんの十一味唐辛子、温泉無料入浴チケットと豪華です。

大会記録で優勝したらパリマラソンのチャンスと賞金も...!!有力選手は2時間14分53秒にチャレンジする価値はありそうです。

 

大田原マラソンを走ればほとんどのマラソンが楽に感じるのでは。来年は是非皆さんも参加してみてはいかがでしょうか!

私の経歴

ランニング歴15年。

中学1年生の時から本格的に陸上競技を始め、実業団まで続けました。

現在は競技を引退し、SEとして新たな道を歩んでいます。

 

ランニングプロフィール

中学時代は1500mと3000mを専門にしていました。

乱れた食生活と生活習慣から体調を崩すことが多く、試合にピーキングが合わないこともしばしば。

たまたまピーキングが合って、全日本中学総体に3000mで出場します。

 

高校ではインターバルトレーニングを覚え、走りの基礎を学びました。

3000mscでインターハイ、チームでは全国高校駅伝に出場しました。

 

大学に入学後は箱根駅伝を2回走りました。3年時(3区)、4年時(1区)1、2年生の時は予選会で落選し、沿道で箱根駅伝の補助員。

全日本や出雲にも1回ずつ出場しています。

 

実業団5000m、10000mで自己ベストさえ更新をするものの、ニューイヤー駅伝へは不出場。また踵骨の骨折と慢性的な足底の痛みで思い通りに走れず、引退。

 

引退当時はもう走る事は無いだろうなと思っていました。

そして現在に至ります。足の痛みは治り今も楽しく走っています。

 

趣味の栄養学や、現在のトレーニング、現役時代の練習内容などを絡めて記事を書いていきたいと思いますので是非見てくださいね!

 

過去の記録

中1 1500m 4分49秒

中2 1500m 4分32秒

中3 3000m 9分04秒

高1 5000m 14分56秒

高2 5000m 14分45秒

高3 5000m 14分37秒

大学1年 5000m 14分34秒

大学2年 5000m 出場なし

大学3年 5000m 14分12秒

大学4年 5000m 13分56秒

社会人 5000m 13分48秒